初心者時代に本当に怖かったことと失敗から学んだ話
はじめに
みなさんこんにちは、チルグリーンハウスのオーナーです。
今回は、技術的な解説というよりも、少し人間味のある話を書いていこうと思います。タトゥーを始めたばかりの頃、正直なところ「怖い」「不安」「これで合ってるのか分からない」という気持ちの連続でした。ネットや動画ではうまくいっている場面しか見えませんが、実際の現場では失敗や冷や汗の連続です。
この記事では、①はじめての施術で本当に怖かったこと、②実際に失敗したタトゥーから学んだこと、③衛生管理をナメていた頃に痛感したこと、この3つをまとめて書いていきます。これから始める人が「自分だけじゃないんだ」と思えるような、リアルな内容を意識しています。
はじめての施術で本当に怖かったこと
はじめて人の肌に針を入れる瞬間は、今でもはっきり覚えています。練習用の人工皮膚やフルーツとはまったく感覚が違い、「これ、本当に刺していいのか?」という迷いが一瞬よぎりました。手は震え、音もやけに大きく聞こえます。
一番怖かったのは、失敗そのものよりも「取り返しがつかない」という現実でした。紙に描く絵と違って、タトゥーは簡単に消せません。ライン一本のズレが、その人の一生に残る可能性がある。その重さを、初施術の瞬間に一気に実感しました。
当時は、とにかく教科書通りにやろうとしていましたが、頭が真っ白になると基本すら飛びます。電圧は合っているか、深さはどうか、針の角度はこれでいいのか。考えすぎて手が止まり、クライアントの視線が余計にプレッシャーになりました。
失敗したタトゥーから学んだこと
正直に言うと、最初からすべてがうまくいったわけではありません。ラインが太くなりすぎたこともあれば、逆に浅くて色が定着しなかったこともあります。転写が甘く、途中で消えてしまい、焦って修正した結果、バランスが崩れたこともありました。
当時の自分は「早くうまくなりたい」という気持ちが強く、基礎を軽視していた部分があったと思います。失敗したあとで見返すと、原因はだいたいシンプルでした。準備不足、確認不足、そして焦りです。
一度、大きく反省したのは、無理にその場で完璧にしようとしたことです。修正できる範囲を超えているのに、なんとか誤魔化そうとしてしまった。その結果、余計に手を入れてしまい、傷を広げてしまいました。この経験から、「引く判断」の大切さを学びました。
衛生管理をナメていた頃の話
今でこそ当たり前のように徹底していますが、始めたばかりの頃は衛生管理の重要性を完全に理解していませんでした。手袋の交換タイミング、作業台の清掃、触っていいもの・ダメなものの区別。頭では分かっていても、どこか甘さがありました。
あるとき、施術後に「これで本当に大丈夫か?」と強い不安に襲われたことがあります。何も起きなかったからよかったものの、その不安はかなり長く残りました。その経験があってから、衛生管理は「技術以前の最低条件」だと考えるようになりました。
道具が安いか高いかよりも、清潔に管理されているかどうか。どれだけ腕があっても、衛生面で信頼を失えば意味がありません。この意識が変わったことで、施術中の安心感も大きく変わりました。
初心者時代に誰かに教えてほしかったこと
今振り返ると、誰かに言ってほしかったことがいくつもあります。「最初は怖くて当たり前」「失敗しない人はいない」「分からないまま進むのが一番危ない」。当時は、うまくやらなきゃという気持ちばかりが先行していました。
技術は後から必ず伸びますが、考え方や姿勢は早い段階で身につけておくべきだったと思います。特に、焦らないこと、確認を怠らないこと、無理をしないこと。この3つは、今でも強く意識しています。
まとめ
タトゥーを始めたばかりの頃は、怖さや不安があって当然です。失敗もしますし、反省することも多いです。ただ、その一つひとつが無駄になることはありません。経験として積み重なり、確実に次に活きてきます。
これから始める人には、うまくやろうとしすぎず、まずは丁寧に向き合ってほしいと思います。焦らず、誠実に続けていけば、必ず成長できます。
チルグリーンハウスでは格安で刺青の道具を販売しています。ぜひ購入のほうよろしくお願いします。



この記事へのコメントはありません。